餅屋で仕事を経験

わたしの人生初のアルバイトは中学一年生の時でした。親の知人の家族経営のお餅屋さんから年末に数日でいいから手伝って欲しいと懇願され手伝いに行ったら思わぬ報酬をもらえた、という流れです。

まさかお給料がいただけるとは夢にも思っておらず、まあ、お給料にしては若干安めではありましたが、振り返ってみるとこの激短アルバイトがわたしの働いて得たお給料の初体験でした。親の知人とはいえ初めて会う方々の会社に一人で出向くのはとても不安でした。お餅屋さんってどんなことをするんだろう。どんな人たちがいるんだろう。

バスも通ってない田舎道を一人でてくてく歩き山中に工場がありました。工場の隣は自宅になっていて、お爺さんとお婆さん、その息子さん(おじさん)とその奥さん(おばさん)が出迎えてくれました。人手が足りない中若い人が来てくれてありがたいととても親切に教えて下さり、袋詰めと梱包の単純作業で業務にはすぐに慣れ、手際良く仕事が終わりました。

そこで翌日は、梱包されたお餅を販売してみたらどうかと言われ都会の高級スーパーの一角で販売に挑戦しました。高級スーパーのお客様に農家で獲れたもち米から作りたてで柔らかいお餅は好評でバンバン売れました。年末の三日間朝7時から夕方6時までとても充実した冬休みの三日間になりました。